
自分のルーツがある半島、国東半島。
神さまと仏さまの両方が入り混じった、独自の宗教文化を持つ場所。
半島という性格上、他の文化が入りにくく
ある意味では寂れていっているけれども
ある意味では昔のまま、荒らされることなく文化が残っています。
今まで気になっていたけれども行けていなかった場所。
先祖のお墓参りと合わせて、少しだけ訪れてみました。
2016年1月1日。

先祖のお墓は海沿いにあるので、山の中心にある両子寺目指して
山の中に入っていきます。


ぶーんぶーんと山道をいきます。
僕は助手席で、高みの見物です。

駐車場まで行き、有名な石段を通らずに境内に入ってしまいました。
かわい…い?坊主が迎えてくれました。

境内は思ったより広く、奥に続く道があり
ずっと先には奥の院があるようですが
今回は見送り。

なぜかかわいいキャラが出て来ます。
これは木魚がモチーフかな?

威風堂々。
護摩堂。

書院・客殿と護摩堂。
超広角で撮っているので、歪みまくってます。

この日は元旦で、家族で来ていたこともあり
鐘を鳴らさせていただきました。
煩悩、消えたかな…

家族はもう帰ろうとしていましたが、仁王像を見ずには帰られない!
ということで、駐車場から石段を降りていくことにしました。



もう夕方が近づき、夕日が見えて来ました。
夕日に染まるお寺も美しそうだ…と思いながらも
石段を急いで降ります。

石段の途中にある門。
幾年も重ねて来たであろうその佇まいが
凛としていて、美しさを感じました。

まだまだ続きます。
正確にいうと、ここから下が石段。
これまでは石畳の坂道でした。

石段から振り返り、門を見る。

いよいよ仁王像と対面です。
嬉しすぎて、超広角で撮影。
…やりすぎたかな。

門番の迫力。
周りの環境とも調和し、とても美しい像。

さらに下り、橋を渡った場所から振り返ってみる。
阿吽の像が門番となっている様子がはっきりとわかります。

これはなんでしょうか。
寄付者なのか、祀っているのか。
こちらも苔むし、年季が入っていて、調和が素晴らしいです。

阿吽の「阿」の方を見上げて見ました。
自然に囲まれた石像。

仁王像たちとの対面を済まし、駐車場へ向かいます。
再びの門。
厳かな気分でくぐりたいものです。
今回は初めて両子寺を訪れました。
齢をとってきたからか、自分のルーツを少し気にし始めました。
その時に得られたものが、六郷満山であり両子寺でした。
こんな魅力的な場所が近くにあったなんて。
自分の中にも、少なからず影響しているはず。
なかなか地元には帰られないのですが
いつかじっくりと調べながら、味わいながらまわってみたいです。
独特な文化が残る半島、国東。
オススメです。
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