
スタジオジブリの作品が好きなのです。
トトロやラピュタ、ナウシカや千と千尋などもちろん好きなのだけれど
宮崎駿の後継者筆頭と呼ばれていた近藤喜文さんが監督の
「耳をすませば」が好きなのです。
おそらく30回以上見ました。
ちなみにラピュタは20回以上は見てます。
もっと近藤さんの監督作品が見てみたかった。
惜しい人を亡くしました。
それくらい好きな作品の舞台が東京にある!との情報をネットで発見したので
東京出張にあわせて訪れることにしてみたのです。
2003年2月15日のこと。
場所は東京は多摩市の聖蹟桜ヶ丘。
東京をほとんど歩き回ったことがなかった状態で、京王線に乗って
聖蹟桜ヶ丘まで来ることはなかなかにどきどきのことだった。
新宿から結構遠いから…
それでもなんとか到着したのでした。

はっきりとした場所は知らなかったけれど、駅から適当に歩くと
それらしき坂道を発見しました。

ずんずん登って行きます。
これはひょっとして映画のあの場面の場所か…

そう、雫の父が勤める図書館がある場所でした。
道のカーブの感じがまさに。

実際は公園があったりします。
建物はないです。


見晴らしがとても良い。
いろは坂と呼ばれる道だけあって、車道はヘアピンカーブがとても多い。

なので歩行者用には短縮ルートの階段がたくさんありました。

こんな感じの階段も、雫が地球屋から降りてくるときにありましたね。
いろは坂を登りきると、これまた見たような場所がありました。

杉村が雫に告った神社。

全く一緒で驚きました。
それから住宅街をしばらくうろうろし、ついに発見!

物語内では「地球屋」があるロータリー。

実際には建物の並び方も道の作りも違うんだけど、紛れもなくロータリーがありました。
物語には関係ないけど、ロータリーからちょっと下るとキレイな公園がありました。


静かで落ち着いた良い公園。
しばらく歩くと、遠くになんかこれまた見たことあるような塔が。

早速向かうことにしました。
目指したアパートの近くに公園発見。

こんな道にこんなアパートが物語内でもあったようななかったような。


あたご一息坂と呼ぶそうです。

そう、この感じ!
おそらく雫の住んでるアパートのモデルになった場所なのだと思います。
すっかり満足して駅に戻っていると、脇道に猫発見!

ムーンとは似ても似つかないけど、何となく嬉しい気分になりました。

図書館から帰ってくる道にこんな感じの場所があったような。
川沿いの開けた道です。
駅の近くに戻ってくると、物語の最初に出てきたと思われるファミマを発見。

ここから物語が始まるんですよね…。
感慨深い。
そんな物語の舞台はここ、聖蹟桜ヶ丘なのです。

二月の寒い時期だったんだけど、結構たくさん歩き
天気もよく、気持ちのいい街歩きになりました。
最後のシーンの展望台は見つけられなかったけれど
とても満足できました。
この時以来、聖蹟桜ヶ丘を訪れていないんだけど
また時間があれば久しぶりに行きたい場所です。
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